気がつけば月末ですね。いつものことですが。
この週末のうち(というか1月中)に、去年やり残したことを片付けておきたい所存です!
そういうわけなので、そろそろ恒例となりつつある写真つき陶芸デイズをお送りします。
今回も写真盛り沢山で重いよ! ごめんなさい!
普段絵付けばっかり記事にしてるので、今回はロクロです。
ロクロやってるときは大概手が泥まみれなので写真が撮れない、というのがあまりロクロをネタにしない理由の一つなのですが、今回はあまり手の汚れない「削り」の部分を紹介します。
まぁ、この写真も撮ったのは去年だったりするんだけどね。休みの日にこっそりロクロを一時停止させながら自分撮りしてました。寂しい子!
まずはロクロで湯呑みなりお皿なりを挽きます。今回は煎茶椀です。
ここまでは結構イメージ沸く人が多いと思います。土の塊から回転の力を使ってしゅーっと作るあれです。

これは坏挽きのときの写真ですが、まぁイメージとしてはこんな感じで器っぽいものを作ってはどんどん並べていきます。
実際はもうちょい伸ばしたりそろえたりしてそれっぽくするよ。
で、これをいい感じになるまで乾かします。時期や環境によるけど2~3日かな。いい感じってのは、触っても大丈夫だけど爪やカンナで削れるぐらいの固さです。

いい感じに乾いたら、ひっくり返して一定のラインに傷を入れます。

で、ロクロにこういう台?を作って…
つーかロクロ台汚いな! 片付けてから写真撮ろうよ去年の私!

てっぺんにさっきの器を被せます。
水平になるように置かなきゃいけないんだけど、実はそれが苦手です。
しかしこれ置いてるだけなので、ちゃんと水平に置けてないと遠心力で吹っ飛びます。よく飛びます。

鉄片を使って作ったMyカンナで、さっきつけた傷のところまで削っていきます。
この行程で、器の高さがきちんと揃います。

高さを出せたら、コンパス(という名の唯のU字の鉄棒)で↑のように丸を描きます。
あ、器の方がぐるぐる回ってるので、こっちが手を動かさなくても真ん中にセットしてるだけで円が描けます。

で、今度はその円にあわせて高台を削り出していきます。
だいぶ食器っぽい形になってきました。

高台の高さが出たら、側面も削って綺麗にします。

最後に高台の中も削ります。
高台も色々装飾を施したり、銘を入れたりとかあるけどまぁ今回はシンプルに。

で、完成です!

こうやって作ると、基本的には同じ規格のものが大量生産できるよ!ってお話でした。
(まぁ、それでも並べてみると結構バラバラですが)
学校の課題なので、50個でも100個でも同じ形のものが作れるようにという訓練でやってます。ちなみに提出は50個。
別にそろえなくてもいい(趣味で作るとか)なら、この高さや幅を測る行程はなくてもいけます。失敗も増えそうだけど(笑)
商品でも湯呑みやジョッキなら、あえてサイズや厚みの微妙に違うものを沢山作って、手に合うものを選んでもらう…というのもアリです。というかロマンです。
後はこれを完全に乾かして素焼きして絵描いたり釉薬掛けたりして本焼きして、場合によってはもう一回絵描いて上絵焼きして、人によっては更に金彩とか施してもっかい焼くだけです! 行程多っ!
まぁ上絵とかはさておいて、土揉み~釉掛けまでの一通りの作業の中では削りが一番好きです。むしろ大好きです。
削りに入ってからは「よーしとっとと削るためにいっぱい作るぞ~」みたいな感じでロクロ回してます。
やっぱりある程度最終的な形が見えてくるのが面白いのかな。仕上げ作業的な。
春休みは素焼きしたこの煎茶椀にお絵かきしたいものです。楽しみだ~!
この週末のうち(というか1月中)に、去年やり残したことを片付けておきたい所存です!
そういうわけなので、そろそろ恒例となりつつある写真つき陶芸デイズをお送りします。
今回も写真盛り沢山で重いよ! ごめんなさい!
普段絵付けばっかり記事にしてるので、今回はロクロです。
ロクロやってるときは大概手が泥まみれなので写真が撮れない、というのがあまりロクロをネタにしない理由の一つなのですが、今回はあまり手の汚れない「削り」の部分を紹介します。
まぁ、この写真も撮ったのは去年だったりするんだけどね。休みの日にこっそりロクロを一時停止させながら自分撮りしてました。寂しい子!
まずはロクロで湯呑みなりお皿なりを挽きます。今回は煎茶椀です。
ここまでは結構イメージ沸く人が多いと思います。土の塊から回転の力を使ってしゅーっと作るあれです。
これは坏挽きのときの写真ですが、まぁイメージとしてはこんな感じで器っぽいものを作ってはどんどん並べていきます。
実際はもうちょい伸ばしたりそろえたりしてそれっぽくするよ。
で、これをいい感じになるまで乾かします。時期や環境によるけど2~3日かな。いい感じってのは、触っても大丈夫だけど爪やカンナで削れるぐらいの固さです。
いい感じに乾いたら、ひっくり返して一定のラインに傷を入れます。
で、ロクロにこういう台?を作って…
つーかロクロ台汚いな! 片付けてから写真撮ろうよ去年の私!
てっぺんにさっきの器を被せます。
水平になるように置かなきゃいけないんだけど、実はそれが苦手です。
しかしこれ置いてるだけなので、ちゃんと水平に置けてないと遠心力で吹っ飛びます。よく飛びます。
鉄片を使って作ったMyカンナで、さっきつけた傷のところまで削っていきます。
この行程で、器の高さがきちんと揃います。
高さを出せたら、コンパス(という名の唯のU字の鉄棒)で↑のように丸を描きます。
あ、器の方がぐるぐる回ってるので、こっちが手を動かさなくても真ん中にセットしてるだけで円が描けます。
で、今度はその円にあわせて高台を削り出していきます。
だいぶ食器っぽい形になってきました。
高台の高さが出たら、側面も削って綺麗にします。
最後に高台の中も削ります。
高台も色々装飾を施したり、銘を入れたりとかあるけどまぁ今回はシンプルに。
で、完成です!
こうやって作ると、基本的には同じ規格のものが大量生産できるよ!ってお話でした。
(まぁ、それでも並べてみると結構バラバラですが)
学校の課題なので、50個でも100個でも同じ形のものが作れるようにという訓練でやってます。ちなみに提出は50個。
別にそろえなくてもいい(趣味で作るとか)なら、この高さや幅を測る行程はなくてもいけます。失敗も増えそうだけど(笑)
商品でも湯呑みやジョッキなら、あえてサイズや厚みの微妙に違うものを沢山作って、手に合うものを選んでもらう…というのもアリです。というかロマンです。
後はこれを完全に乾かして素焼きして絵描いたり釉薬掛けたりして本焼きして、場合によってはもう一回絵描いて上絵焼きして、人によっては更に金彩とか施してもっかい焼くだけです! 行程多っ!
まぁ上絵とかはさておいて、土揉み~釉掛けまでの一通りの作業の中では削りが一番好きです。むしろ大好きです。
削りに入ってからは「よーしとっとと削るためにいっぱい作るぞ~」みたいな感じでロクロ回してます。
やっぱりある程度最終的な形が見えてくるのが面白いのかな。仕上げ作業的な。
春休みは素焼きしたこの煎茶椀にお絵かきしたいものです。楽しみだ~!
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自己紹介:
陶芸屋目指し実家に出戻って修行の日々。
座右の銘は
「マイナージャンルが好きなんじゃない! 好きになるのがたまたまいつもマイナーなだけなんだ!」
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