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yamahoko1.jpg
祇園祭に行ってきました。鉾は縦に長いので、これぐらい離れてないとフレームアウトします。

最も盛り上がる宵山・山鉾巡行は平日だったのですが、山鉾の日(17日金曜日)は校外研修という扱いで見物に行けました。
お昼ぐらいに京都市内某所で出席を取ってあとは自由行動という、これまでの人生で最もいい加減な校外研修でしたが、お祭り見物も含めてたっぷり遊んできましたよ! 今日の日記は写真たっぷりです。
てか、行ってみて分かったけどお祭り中に集団行動とか無理だな。絶対はぐれる。20メートルおきに3人ぐらいずつ引き離される。


houkonnguin1.jpg
どうせ市内まで行くなら、と。この日は珍しく朝早く出かけました。
まずは朝一番、友人と待ち合わせ蓮の寺として有名な法金剛院へ。
蓮と寺院建築というのはいいですね~。この日は天気もイマイチだったので、霧とあいまって彼岸の景色、って感じ(危ねぇ)
もうみんな完全に蓮の写真を撮るのに熱中してて建物には寄りもしない人も多かったのですが、仏像も素敵でした。良く言えばバラエティーに富んでる、悪く言えばまとまりがないって感じで。
先月の紫陽花寺に続き、蓮もお腹いっぱいいただきました。

houkonnguin2.jpg
蓮の写真もたくさん撮りました。
デスクトップ素材とか作りたいなぁ…需要あるか知らんけど(笑)
いいんだ、自分用に使うから。むしろ問題はまとまった時間が最近なかなか取れないことですね。時間が取れないわけではないのがミソ。まぁ話半分ぐらいに思っててください。


で、バスを使って市内へ移動。朝ごはんに絶品フルーツサンド食べたりしつつ、お祭りエリアへ。
祇園祭とは、昔っから蒸し暑かった京都で疫病退散を祈願して行われてきたみたいです。食中毒とか怖いもんなぁ。
その起源は1200年ほど前にも遡ると言われ、その頃は現在の鉾のてっぺんに載ってる本当の「鉾」の部分だけを使っていたそうです。神様は尖がっててきらきらした場所に宿りたいらしい。
で、それがどんどん派手になり、大きくなり、数が増え、室町時代ぐらいには大体今の形になったみたいです。すげぇ。
まぁその600年は続いている形式も、近代化との折り合いでちょこちょこ変化してはいるみたいです。例えば山鉾巡行は神様の行き帰りの二日間行われていましたが、主要道路の全面封鎖の及ぼす経済損失がハンパないということで、40年ほど前から17日の1日だけに統合したそうです。
ついでに、道路を練り歩くに当たって巡行ルートの信号機には、祇園祭の日のために道路から歩道側へ収納できるようになっているというギミックが仕込まれているらしいです。残念ながら動いてるところは見れませんでしたが…

と、まぁそんなこんなでお祭り見物をしつつ、出欠をとる頃にはお昼を回っていました。
見物を見ながらぶらぶら移動して、目指すは(我々にとって)本日のメイン。

nekokafe.jpg
ねこ喫茶へ。

…いやぁ、もう。幸せでした。喫茶と言ってもドリンクしか出ないのですが、1時間800円で猫さわり放題。
猫が遊んでくれるとは限らないけど、見てるだけで幸せ。嗚呼。
語ることあまりないな。とにかく猫にまみれてた幸福の時間でした。
ただ、祭りのお囃子が気になるのか猫たちはそわそわし気味で、あまり遊んでくれなかったのが残念といえば残念です。でもまた行くからいいし!
とりあえず、サイト見つけたので貼っときます。ブログだけでもかなり猫分補給できます。和風雑種なかわいい子がいっぱいですよ。近くにお寄りの際は是非。
キャバクラ通いする男性の気持ちが、初めてちょっと分かった気がした午後でした。


猫喫茶を出て幸せにふらふらしつつ、ご飯を食べたり買い物したりで夕方までぷらぷら。
山鉾の練り歩きはお昼前後の3時間ほどで終わるのですが、この日はもう一つの目的がありました。
それが
yamahoko2.jpg
山鉾解体現場の見学!

この写真は鉾の最下部。車輪のあたりです。
私も直前まで知らなかったのですが、祇園祭の山鉾とは毎年解体し、来年まで保管しておくそうです。そして、翌年また組み立てる。すっげー!
まぁ冷静に考えたら巨大すぎてバラさないとしまっておく場所もなさそうですが。
そして、毎回組み立てるという都合と、神事の道具という性質上すべてのパーツは縄で組上げられています。
残念ながら雨のため作業は中断中でしたが、この芸術的な内部構造を見れただけでオッケイです。

楽しかったー。雨はパラついてましたが、涼しくてよかった…
京都の人の祇園祭にかける情熱を肌で感じました。暑かったら火傷してたよ!(笑)
しかし本当、「えーそこまでする?」という率直な感想を何度漏らしたことか。流石京都。
来年は是非時間を見つけて宵山の見物に参加したいものです。行くぞ!
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