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20100422175131.jpg
陶芸用色絵の具に挑戦してみました!
上絵の具とはまた違うのですが。和絵の具的な少々渋めの発色になる…はず。
しかし上絵はまだほとんどやってないのですが、こっちのほうが相性がいいかもしれない。まぁ決め付けはよくないので上絵も真面目に頑張りますが。

この器は課題でなく自由製作なのですが、絵の具の実験がてら色々やってます。
出来が良かったら売ればいいかなって。そこそこなら誰か欲しい人にあげればいいかなって。イマイチならうちで計量カップ代わりに使います。
焼き上がりがハラハラどきどきです。

で、自分で好きにデザインしてお絵かきしていたのですが。
「湯のみだし、とりあえず和風でいいよね~v」
とか言っていたら、級友に
「ゆるりさんの作る器って和風っていうよりWahoo!って感じだよね」
と。
誰がうまいこと言えと!

しかしWahoo!か…いいな。いいなそれ。
今度から「どんなものを作るんですか?」って聞かれたら「Wahoo!食器です」って答えることにします。元気にはきはき答えます。
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yakiagari.jpg
さぁ~たくさん焼けたわよ~v 温かいうちにお食べv
って感じでしょうか。
温かいうちに食べちゃダメです。1000度以上ありますよ。

「釉掛け…まぁ、もうちょい溜まったら一気にやればいいか」とかやってたらドエライ量になってしまいました(当たり前)。
絵付けのときの記事はこっちに。
網皿・松竹梅茶碗
雲錦浅鉢     

網皿なんて描いたのいつ?って感じですが、焼きあがったので自慢します! 見れ!

amideki1.jpg
網皿5枚セットです。
焼きあがったら網の幅のバラつき感も真ん中のぎゅっちり感もあまり気にならない…のは良かったのですが、線の色ムラがちょっと気になります。
ちょっと見、使いやすそうでいて実は微妙~なサイズが売りです。
あくまで私個人の感覚ですが、醤油皿には大きすぎ、取り皿には少々小さい風情。あ、でも居酒屋とかラーメン屋とかで、テーブルが狭いorぎゅうぎゅうに物を置く環境ではいいサイズの取り皿かもしれません。シンプルだし。真ん中を円にして、店名でも入れたらいいかも。


syoutikudeki1.jpg
syoutikudeki2.jpg
松竹梅茶碗。別アングルからもう一度。

おお、ちょっと綺麗に焼けてる!?(自画自賛)
これは実用に耐えうるレベルだと思います。ちょっと嬉しい。
焼成時のゆがみで、右の茶碗が若干楕円のような気がしないでもないですが、使える使える!
こういう絵だと、塗りのムラも「仕様です」と言い張ってしまえるのも嬉しい。
あと線の太さも「仕様です」と…うぅ、言ってたらちょっと落ち込んできた。調子に乗ってないでもっと練習します。


unnkindeki1.jpg
ゲシュタルト崩壊皿。もとい雲錦朝鉢。
1枚は練習用だったのですが、結局3枚とも焼きました。だってもったいなかったんだもん…
この写真でもわかるぐらい、右と左の桜のサイズの違いが凄いですね。
ちなみに絵付け時の写真は写真右の浅鉢です。左の浅鉢はそのあと「さっきのは小さすぎた…」と反省して描いたもの。

ちなみにアップで見るとこんな感じです。(左の鉢)
unnkindeki2.jpg

うーんみっちり。
でもこれで桜の部分を淡いピンク+水色とかで塗っても綺麗じゃない?とか思ったけど手間がハンパじゃなさそうです。いつかやるかも。

と、これが大体この1年の絵付けの課題でした~
こうやって並べると「大丈夫だいじょうぶ。ちゃんと上手くなってる」と安心できます。ふうっ。

最初の写真の後ろの方に写ってる角鉢は来年の課題の下準備なので、また今度。色がつく予定だよ!
気がつけば月末ですね。いつものことですが。
この週末のうち(というか1月中)に、去年やり残したことを片付けておきたい所存です!

そういうわけなので、そろそろ恒例となりつつある写真つき陶芸デイズをお送りします。
今回も写真盛り沢山で重いよ! ごめんなさい!

普段絵付けばっかり記事にしてるので、今回はロクロです。
ロクロやってるときは大概手が泥まみれなので写真が撮れない、というのがあまりロクロをネタにしない理由の一つなのですが、今回はあまり手の汚れない「削り」の部分を紹介します。
まぁ、この写真も撮ったのは去年だったりするんだけどね。休みの日にこっそりロクロを一時停止させながら自分撮りしてました。寂しい子!


まずはロクロで湯呑みなりお皿なりを挽きます。今回は煎茶椀です。
ここまでは結構イメージ沸く人が多いと思います。土の塊から回転の力を使ってしゅーっと作るあれです。
koudai1.jpg
これは坏挽きのときの写真ですが、まぁイメージとしてはこんな感じで器っぽいものを作ってはどんどん並べていきます。
実際はもうちょい伸ばしたりそろえたりしてそれっぽくするよ。
で、これをいい感じになるまで乾かします。時期や環境によるけど2~3日かな。いい感じってのは、触っても大丈夫だけど爪やカンナで削れるぐらいの固さです。


koudai2.jpg
いい感じに乾いたら、ひっくり返して一定のラインに傷を入れます。

koudai3.jpg
で、ロクロにこういう台?を作って…
つーかロクロ台汚いな! 片付けてから写真撮ろうよ去年の私!

koudai4.jpg
てっぺんにさっきの器を被せます。
水平になるように置かなきゃいけないんだけど、実はそれが苦手です。
しかしこれ置いてるだけなので、ちゃんと水平に置けてないと遠心力で吹っ飛びます。よく飛びます。

koudai5.jpg
鉄片を使って作ったMyカンナで、さっきつけた傷のところまで削っていきます。
この行程で、器の高さがきちんと揃います。

koudai6.jpg
高さを出せたら、コンパス(という名の唯のU字の鉄棒)で↑のように丸を描きます。
あ、器の方がぐるぐる回ってるので、こっちが手を動かさなくても真ん中にセットしてるだけで円が描けます。

koudai7.jpg
で、今度はその円にあわせて高台を削り出していきます。
だいぶ食器っぽい形になってきました。

koudai8.jpg
高台の高さが出たら、側面も削って綺麗にします。

koudai9.jpg
最後に高台の中も削ります。
高台も色々装飾を施したり、銘を入れたりとかあるけどまぁ今回はシンプルに。

koudai10.jpg
で、完成です!

koudai12.jpg
こうやって作ると、基本的には同じ規格のものが大量生産できるよ!ってお話でした。
(まぁ、それでも並べてみると結構バラバラですが)
学校の課題なので、50個でも100個でも同じ形のものが作れるようにという訓練でやってます。ちなみに提出は50個。
別にそろえなくてもいい(趣味で作るとか)なら、この高さや幅を測る行程はなくてもいけます。失敗も増えそうだけど(笑)
商品でも湯呑みやジョッキなら、あえてサイズや厚みの微妙に違うものを沢山作って、手に合うものを選んでもらう…というのもアリです。というかロマンです。

後はこれを完全に乾かして素焼きして絵描いたり釉薬掛けたりして本焼きして、場合によってはもう一回絵描いて上絵焼きして、人によっては更に金彩とか施してもっかい焼くだけです! 行程多っ!

まぁ上絵とかはさておいて、土揉み~釉掛けまでの一通りの作業の中では削りが一番好きです。むしろ大好きです。
削りに入ってからは「よーしとっとと削るためにいっぱい作るぞ~」みたいな感じでロクロ回してます。
やっぱりある程度最終的な形が見えてくるのが面白いのかな。仕上げ作業的な。
春休みは素焼きしたこの煎茶椀にお絵かきしたいものです。楽しみだ~!
↓の記事でようやく今までの絵付けの流れを書けたので、ようやく現在進行形の日記が書けます!
いや、別に読んでくださってる方々は順番どうでもいいだろうと思いますが、私がね。後で読んで絶対わかんなくなるので。時期は無理でも、せめて時系列順に並べておきたくて…

あと、いっつも絵付けの話ばっかりしてますがロクロの修行もしてますよ! 日常的にはそっちがメインぐらいの勢いですよ!
ただ、ロクロの方は写真を撮ってもあまり楽しくないというのと、何より手が常に泥まみれというブログとの相性の悪さが…。
大体「ああ…あたしはもうダメだ…つーか無理だ…荷物まとめて故郷へ帰ろう…」という日と、「オレスゲェェェェェェ! 今! 今の神の一手に確実に近づいた指さばきだったYO!」という日が2日交代ぐらいで訪れてます。多分今後もそんな感じです。いつかは欝の日の割合が減ればいいと思います。


ところでこの写真を見てくれ…こいつをどう思う?
unnkin1.jpg
うじゃ。



私の感想
 → ね ぇ わ 。

描いたの私だけどさ。これはねぇわ。
ちなみにこれは直径13~14センチ程の浅鉢です。
まぁ、私が手本より若干みっちりめに描きすぎたというのはありますが。最初は「桜大きすぎ、詰めすぎ」状態だったので、意識して桜を小さめに描いていったらやり過ぎたというか…「詰めすぎ」の方はついに解消されなかったというか(ごにょごにょ)

一応これは「雲錦」という伝統柄の一種で、桜と楓(春と秋)が描かれてるから一年中使えちゃうぜ~という、考えようによっちゃ手抜きな模様なのですが。
同時に、文字や図形をみっちり書きすぎると本来のその意味や形を認識できなくなるというゲシュタルト崩壊の実例でもあります。崩壊するわ!

unnkin2.jpg
描き方は至ってシンプルで、まずは楓を適当に描いて、塗ります。
あとはひたすら真ん中から外へ向けてぐるぐる回しながら桜の花を描くだけです。ひたすら…ひたすら…私は3の状態にするまで4時間近くかかりました。明日もう一枚描きます。もじゃもじゃ…もじゃもじゃ…

ちなみにこの課題。
 「 3 日 で や れ 」
という無理難題めな期日を申し渡されています。最初の一日が練習、あと二日は本番かな☆ぐらいのペースみたいです。
最初は、直線中心の小紋柄に一ヶ月とか費やしていました。それが段々、一つの課題にかける時間が少なくなり。ついに3日。

知らん間にレベル上がって、いつの間にか再登場した序盤の中ボスをさくっと倒せるレベルになってた勇者の気分なのかもしれない。レベル、上がってるんだよね?
ゆるりちゃん成長日記が始まるよ~。陶芸の絵付け写真10~11月分です。
今やってるやつの話をしたいのでチョッパヤでお送りします(若者ぶってみた)。
今回も画像大量です。


<網小皿>
ami.jpg
網模様小皿。
これの大きいやつによくフグが載ってますね。
網を中心から広げてぐるぐると、5枚の皿を描いてるうちに自分が何をやってるのかよく分からなくなってきます。
真ん中のぎゅっとしてる部分は、線の太い私には鬼門です…潰れる潰れる。焼きあがったら焦げてるんじゃないかと心配です。


<松竹梅茶碗>
syoutiku1.jpg
まずはデザイン画を見ながら、鉛筆でガリガリ描きます。その上から、赤インクでなぞります。
その上から薄紙をかぶせて、先ほどの絵を赤インクでトレスします。

syoutiku2.jpg
紙を広げて、赤インクの線の上から更に乾くとぽろぽろになる転写用の墨でなぞります。
これをまっさらの茶碗に被せて上からこすると、松竹梅の図が転写されています!

…正直、手間です。ぼんやりとしか写らないし(全体のバランス確認の役には立つ程度)。描くのが3つくらいなら、普通に鉛筆でガリガリ描いたほうが早いです。
しかし、これを20個30個作るようになってくると、この転写紙の作り方が活きてくる…らしいですよ。

syoutku3.jpgsyoutiku4.jpg
で、あとはいつもどおり筆で描いていきます。
私はちょっと自信がなかったので、転写後鉛筆で更に補助線を書き入れてます。大層手間です。


syoutiku5.jpgsyoutiku6.jpg
そして巨大筆を使って塗り塗り。
今回はなんちゃってグラデ(下・梅)にも挑戦。どんな風に焼きあがるかな~



遅れが込んでましたが、とりあえずこれで現在までの絵付け修行履歴はぱーっと紹介できました。すっきり!
次回へ続く。
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陶芸屋目指し実家に出戻って修行の日々。
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